マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンの3人が主人公格として出演している映画。
『ジーサンズ』と、多分『オーシャンズ』をもじった邦題になっていますが、原題は「Going in Style」です。
脚本のセオドア・メルフィさんは監督をした『ドリーム』でも副題に映画の内容に含まれていない「アポロ計画」が入っているのが批判されて削除されるなど、邦題がよく話題になる印象です。
映画『ドリーム』 | ほんぽっぷ
舞台は1960年初頭のアメリカ、NASA。 いまだ黒人差別が根強いというよりも、人々に染み込んでいる時代にNASAで能力や居場所を認められるために奮闘する3人の黒人女性を描いた映画です。 …
わたしは今回の『ジーサンズ』は、まぁありなのかな?と思います。
話としては、勤めていた会社の合併話の影響で年金がもらえなくなった3人が銀行強盗しちゃう話です。
アイキャッチ画像の3人を見てもらえば、分かるように、まぁかなり無茶な話なわけです。
無茶なことは分かった上で、どうやって銀行からお金を盗むのかということを楽しむのが、この映画の楽しみ方と言えるでしょう。
この中で感じるのはやはり友人や仲間の大切さです。最初はマイケル・ケイン演じるジョーが銀行強盗を考えるのですが、1人ではまずやらなかったはずです。
あくまで2人の友人がいたからこそできたことだと思います。(まぁ銀行強盗するのはどうかと思いますが)
社会関係資本ともいうのでしょうか。『ヒルビリーエレジー』でも大切さが語られていました。
ひとりで生きるのは難しいです。
さて、映画ですか後半は伏線回収や、想像を膨らませられる場面があってどんどん時間が過ぎるのですが、その分前半はためるので、やや退屈かもしれません。
上映時間100分ほどなので気楽に観られる映画です。
リンク