おすすめの本をジャンル別に紹介していくこの企画。書店員のおすすめ棚みたいなイメージでやりたいなあと思っています。
今回はギャグマンガです。
「電車の中で読まないようにしたほうがいいマンガ」、「笑いすぎて隣に座っている妻が変な目で見てくるマンガ」5選でもあります。
ではどうぞー
ヒナまつり
ヤクザの新田と超能力少女ヒナのドタバタコメディ。
この新田が超能力のせいで、武闘派と勘違いされてよく窮地に陥るのですが、それをなんやかんやで乗り切ります。このなんやかんやが好きです。
あと話の中でテンションの高いグループと低いグループをうまく作って、その食い違いでも笑わせてくれますね。
新田の壺ネタも好きです。
まったく最近の探偵ときたら
元名探偵の中年探偵のお話。
同作者の『川柳少女』も好きなのですが、こちらをセレクトしました。
とにかくギャグの連打が半端ないのてす。小ネタのジャブで笑った後に、ストレートが入って吹き出す、そんな感じのマンガです。
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
警察を舞台にしたギャグマンガ。罵詈雑言のセンスがすごいです(誉め言葉)。
ギャグを書く方ってだいたい言葉選びのセンスがある方が多いと思うんですが、この人のツッコミとか、ちょっと落とす表現のセンスはすごいなぁと思います。
ぐらんぶる
大学のダイビングサークルを舞台にしたギャグマンガ。
原作がライトノベル『バカとテストと召喚獣』の井上堅二さんです。ラノベのノリをうまく大学という舞台に合わせていますね。
ラノベのノリが好きな方なら、こちらも楽しめると思います。
月刊少女野崎くん
無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するものの、何故か恋人ではなく少女漫画家のアシスタントになったのでした…。
こちらも好きな本です。キャラの特徴と特徴を組み合わせて、うまく話を作って笑わせてくれます。キャラの特徴づけがうまいってことなんでしょうね。
キャラとキャラが化学反応を起こすので、『working!!』なんかと同じように一周回って、キャラが出そろってからが本番ですね。
泣く泣く選外にした本
ジャンルがちがう、最近読んでいないといった理由で選外にしてしまいましたが、普通におすすめの本を二冊ご紹介。
かぐや様は告らせたい
5選に入れるか迷いましたが、これはラブコメ枠かな?ということで除外しました。まぁギャグパートはすごい笑うんですけどね。
アニメ化や映画化など勢いがすごいです。ギャグだけでなく、ラブコメとしてもおすすめの一冊。
ギャグマンガ日和
この本は、読んだのがかなり前なので今回は選外に。読んだ当時大爆笑してたので、最近読んでいれば、5選に入ったと思います。
ソードマスター大和とか、「変態じゃないよ。仮に変態だとしても、変態という名の紳士だよ」といったセリフは、もはや伝説ですね。
こうやって笑わせてくれる本は、いいですね。気楽に読めて、リフレッシュできます。
お疲れのあなたも、そうでないあなたも、ぜひ読んでみてください。