日記について、ちょっと読みたいなぁと思い、読んでみました。
いや、なんでこんなにいろんな人が書いた日記を知ってるんでしょう。
例えば小説家ゴンクール兄弟の日記は、2人で同じ日記帳に書きつけます。兄が話した言葉を、弟が日記帳につけます。
そうすると、たとえば「私」と書いてあっても、この私は誰なのか分からない部分がでてきます。不思議な日記です。書いた本人なら分かったのでしょうか。
日記を書くためのノウハウを紹介するというよりも、日記というものはどういうものなのかを書いた本です。古今東西様々な人が書いた日記(もちろん著者のも含めて)を紹介しながら、日記について語る、そんな本です。
日記について興味があればおもしろく読めるのではないでしょうか。
そうでなければ、ややつらいかもしれません。
目次
1.日記いろいろ
2.日記はつけるもの
3.日記のことば
4.日記からはじまる
5.あなたが残る日記
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