Category Archives: 講談社

「神経質」な、あなたに(『森田療法(講談社新書)』)

神経症という言葉をご存知でしようか? 例えば人前での緊張に耐えられなくなり、人前に出たり、会議に参加したりすることができなくなる。 あるいは鍵やガスの元栓を閉め忘れたか不安で、外に出られなくなる こうした緊張や、不安により、日常生活に支障が出てしまうようなものを神経症と呼びます、…

あなたがここにいる幸せ(『透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~』)

昼休みに ふらっと 入ったネットカフェで、『透明のゆりかご』というマンガに出会いました。 「ちょっと読んでみるか」ぐらいの気持ちで読み始めたら、3話目ぐらいから涙がボロボロに。 昼休みにこれ以上読んではいけない本だと思い、kindleで買って家で号泣しました。 この本を読んで感じ…

過去から未来へ繋げるために(『罪の声』ネタバレ感想)

前回ネタバレなしで、紹介したのですが、ネタバレありで感想などを書きたくなったので書きます。 ネタバレは本のおもしろさを半減させますので、まだ未読の方は下の紹介記事を読んでみてください。 あたかもドキュメンタリーのようなリアルさ(『罪の声』) | ほんぽっぷ それではネタバレありで…

あたかもドキュメンタリーのようなリアルさ(『罪の声』)

▼内容紹介 青酸カリを菓子に混入し、世間を震撼させた「ギン萬事件」、この未解決の事件において、子供の声で録音されたテープが金銭の受取場所の指定に使われていた。 京都でスーツのテーラーを営む曽田俊也は、父の遺品の中から、偶然テープを見つけてしまう。 テープから聞こえてきたのは、間違…

言葉にすると見えなくなるもの(『鉄鼠の檻』)

「はいはい。左様でございます」 京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズ4冊目。 今回の舞台は箱根の山奥にある老舗の旅館「仙谷楼」と謎の寺「明慶寺」が舞台となります。 今回は仏教、特に禅がテーマとなっています。 こうして本の紹介を書いていると、言葉にすると全然伝わらない、言葉にすると違ったも…